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2015年9月15日火曜日

CentOS 7 への VMWare Tools のインストールで失敗した場合の対処

 VMWare に最小構成の CentOS 7 をインストールした場合、VMWare Tools のインストールで失敗する場合があるかも。

 例えば GCC がインストールされていない場合。

Searching for GCC...
The path "" is not valid path to the gcc binary.
Would you like to change it? [yes]

 この場合は素直に GCC をインストールすれば解決する。

# yum install gcc

 もしくは、カーネルヘッダがインストールされていない場合。

Searching for a valid kernel header path...
The path "" is not a valid path to the 3.10.0-229.el7.x86_64 kernel headers.
Would you like to change it? [yes]

 念のためカーネルのバージョンとパスを確認する。

# uname -mr
3.10.0-229.el7.x86_64 x86_64
# ls /lib/modules/3.10.0-229.el7.x86_64/build/include
ls: /lib/modules/3.10.0-229.el7.x86_64/build/include: No such file or directory


 この場合は確認したカーネルバージョンのモジュールをインストールする。

# yum install kernel-devel-3.10.0-229.el7.x86_64

 これで改めて VMWare Tools のインストールスクリプトを実行すれば大丈夫なはず。

 ちなみに Oracle Linux 7 でも同じ原因で失敗、同じ対処で問題なかった。

2015年9月11日金曜日

VMWare 上の仮想 PC の BIOS を起動する方法

 KNOPPIX や GParted など、OS がすでにインストールされている仮想 PC 上で別 OS やアプリケーションを起動したい場合、CD/DVD に iso イメージを設定して起動してもまるで何事もなかったかのように通常の OS が起動してくる。
 これは仮想 PC 上の BIOS の設定で、CD/DVD のブート順序が HDD よりも低いからなのだけど、そもそも 仮想 PC の BIOS ってどうやって起動するの?ということで調べてみた。

 仮想 PC の設定ファイル(*.vmx)に以下を追記することで BIOS が起動する。

bios.forceSetupOnce = "TRUE"

 起動するとこの記述は削除されるので、項目名の通り一度しか起動しない。